アンポンタンの健康・医療に関するBlog

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がん、心臓病、脳の病気、糖尿病、うつ、痛み(慢性疼痛)の予防・治療効果のある”魔法の薬”とは!?

ストレス社会、少子高齢化社会などいろいろなマイナスワードが飛び交う中で、皆さんは自分の将来に漠然とした不安をかかえていませんか?お金、時間、人間関係など、様々あると思います。そんな中でそれぞれの夢、目標、幸せなどを希望として前向きに行動している人もいるでしょう。しかし、どちらにしても皆さんが忘れがちなのは自分自身の”健康”ではないでしょうか?日本人は世界でも上位を占める長寿国であることは皆さんもご存知でしょう。しかし、日本人が死亡するまでの”寝たきり期間”はどれくらいあると思いますか?それは男性で約9年、女性で約13年です。つまり、いくら寿命が長くても約10年くらいは自由にやりたいこともやれない可能性があります。”人生=-10年”と考えるのは寂しいものですね。では、忙しい現代において、あなたの”健康”に役立てる簡単な方法をお教えいたします‼

有酸素運動は”魔法の薬”   
 ここで、皆さんにオススメさせていただきたいのは”有酸素運動”です。聞いたことがある方は多いと思いますが、実際に行っている方は少ないでしょう。有酸素運動とは、簡単にいうと「じんわり汗をかき、息が上がらず、会話しながらできる程度の運動」のことです。つまり、”爽快な運動”ということです。この、有酸素運動はとにかく凄いのです!!
 これを行うと、がん、心疾患、脳血管疾患、糖尿病、うつ、痛み(慢性疼痛)、肥満(ダイエット)などの予防・治療効果があります。がん、心疾患、脳血管疾患は日本人の死因の1~3位に入りますのでこれらへの予防・治療効果があるというのは皆さんの寿命を延ばせる直接的な手段になるかもしれません。さきほども述べました”寝たきり期間”を限りなく減らすこともできるでしょう‼さらに、この有酸素運動は薬剤などをつかう通常の治療とくらべて、副作用がありません。人が運動するということは自然なことですからね。これだけの効果があって、副作用がないというのはまさに”奇跡”‼それゆえに有酸素運動は”魔法の薬”といわれているのです。
 人に対する抗がん作用の臨床試験データあり ⇩⇩⇩⇩⇩
有酸素運動にはどんなものがあるか?
 有酸素運動には、ウォーキング、ジョギング、ヨガ、エアロビクス、水泳、ゴルフなどがありますが、この他の運動であっても「じんわり汗をかき、息が上がらず、会話しながらできる程度の運動」に負荷を(休憩などで)おさえれば有酸素運動といえます。すでに、これらの運動習慣があるという方はそれを続けていただければよいです。しかし、さきほど述べたような効果を確実に得るには、1日連続30分間、可能であれば週に3回以上の頻度で行うことが理想的です。
あとは有酸素運動を生活習慣に入れるだけ‼
 とはいっても、ほぼ毎日、1日30分時間をつくるのは大変でしょう。ヨガやエアロビクスなどはお金もかかりますし、できるだけお金もかけずに簡単にできるほうが良いですよね。
 そこで最もとり入れやすいのは”ウォーキング”でしょう‼「1日に30分くらいは歩いているよ」という人は意外に多いかもしれません。しかし、ウォーキングで有酸素運動の効果を得ようと思うと、週5日ほど連続で30分を”はや足で歩く”必要があります。難しい方は”3分はや歩き”で”1分おそ歩き”を繰り返して合計30分、ただし、止まらずに行うことをオススメします。皆さんは、このウォーキングを生活習慣に取り入れることができるでしょうか?朝早く起きてから?それとも仕事を終えてから?
 
 一番良いのはストレスなく行えることですね。例えば毎日満員電車に乗って通勤している方であれば、職場の何駅か前に降りて歩いてみるというのもいいでしょう‼満員電車のストレスからも解放されますし、有酸素運動後は”気分もスッキリ”する効果がありますので午前中の仕事がサクサク進み、はかどるかもしれません。こんなふうに、無理がなくコツコツ行うことが知らない間に生活習慣に加えられる方法だと思います。あとは続けることが重要ですから、携帯のアプリを使用して歩数や消費カロリーなどを記録するとモチベーションも上がるでしょう。”習慣”というのは6か月続くことをいいますが、まずは1週間、その次は1ヵ月というように少しずつ簡単な目標を立てていきましょう。
 皆さんが”健康”であることが日本の未来を明るくするカギになると思います。是非、運動習慣をとりいれてみてくださいね‼ byアンポンタン